コロナ禍の現在、世界中で「リアル」ライブイベントが大幅に減少し、オンラインでのライブイベントがノーマルになりつつあります。その結果、オンラインイベントの経験が少ないエンターテインメント業界では、チケット売上の減少だけでなく、グッズやコンテンツの売上にも大きな打撃を与えています。我々は、IPホルダーがオンラインイベントでファンを惹きつけることを支援するための「livesola」というアプリを開発しました。このアプリは複数のライブ配信プラットフォームに対応しています。また、「livesola」を使うことで、IPホルダーはオンラインライブ配信中にデジタルコンテンツを販売することができます。デジタルコンテンツを購入したファンは、おまけとして「ハート」をもらいます。そして、その「ハート」を送信することで、応援する気持ちを伝え、さらにデジタルコンテンツや特典（写真やサイン、楽曲、1対1のビデオチャットなど）を入手するチャンスもあります。すべてのデジタルコンテンツはブロックチェーンに記録されており、ファンは自分のデジタルコンテンツを他のファンと取引または交換することができます。livesolaは、ファンがオンラインライブ配信を楽しめると同時に、IPホルダーにはプラットフォームに依存しない課金システムを提供し、、エンターテインメント業界の収益性の向上に貢献することを目指しています。該当技術およびビジネスモデルは、Recikaにて特許登録の提出済みです。
我々はブロックチェーン技術を使って、限定数のデジタルコンテンツを発行し、ファンに販売する、またファン同士で自由に売買できる仕組みを作っています。価値のあるものを取引するためには、「所有権の確保」と「供給が限られていることを証明すること」が必要です。リアルの世界においては、この二つの条件をクリアすることは簡単ですが、デジタル世界では実体がないため、それらの条件を証明することは非常に難しいです。しかし、ブロックチェーン技術を用いることで、デジタル世界のあらゆるプラットフォームでデジタルコンテンツ（オブジェクト）とデジタルチケット（権利）の所有権の付与や証明が可能となります。また、デジタルコンテンツの供給を制限することもできます。これはブロックチェーン技術が透明性を確保し、ハッキングやデータ改ざんに対する耐性が高いという特徴があるこそ、実現できるのです。ブロックチェーン技術の活用により、我々はデジタルコンテンツを自由に売買できるようなエコシステムの構築を目指し、IPホルダーに対してオンラインでの新しいネタイズ方法を提供します。