SIGGRAPH招聘特別コンファレンス
「インタラクションが創るより良い未来」 SIGGRAPH賞・DCEXPO賞 授賞式

日時 11月19日(木)16:30-18:00
概要
SIGGRAPH 2021 Emerging Technologies ChairであるPaul H. Dietz氏と東京大学名誉教授 舘暲氏のトークセッション。<同時通訳付き>
お二人の最新の研究紹介と共に、インタラクションに係る技術の進歩により我々の未来がどのように進化するかについてディスカッションを行います。
SIGGRAPH賞、DCEXPO賞の授賞式も行います。
講演の詳細な内容紹介

我々のより良い未来のためにテクノロジーは重要な役割を担うでしょう。しかし、テクノロジーだけでは豊かな未来はやってきません。人間の知性や知恵、そして人と人、人と機械のインタラクションが必要です。

長年ユーザー・インタフェースを研究し、現在はTactual Labsでセンシング技術を開発しているPaul H. Dietz氏は、世界最大のCGとインタラクティブテクノロジーの国際会議SIGGRAPHの主要プログラムの一つである「Emerging Technologies」の来年のChairを務めます。「Emerging Technologies」には、我々が生きる世界に驚きや楽しさ、ヒントを与えてくれるインタラクティブ技術が世界中から集まってきます。

一方、DCEXPOの「Innovative Technologies」も、東京大学名誉教授の舘暲氏のリードのもと、長年、日本の優秀な先端コンテンツ技術の発掘・表彰・展示を行ってきました。その中にはより良いコミュニケーションを提供するための先端的技術が多く含まれます。

本セッションでは、 SIGGRAPHからPaul H. Dietz氏をお招きし、「Shape Sensors and the Future of Shape」というタイトルでご自身の研究を紹介いただくと共に、モデレータに舘教授を迎え、人と人が触れ合うことが難しくなっているアフターコロナ/ウィズコロナの時代に、人々を刺激し、力や喜びをもたらすような新しいインタラクションをどう創っていくか、お二人に語っていただきます。

また、トークセッションに続き、今年のSIGGRAPHおよびDCEXPOの展示技術の中から、ACM SIGGRAPH Special PrizeおよびDCEXPO Special Prizeの贈賞式も実施します。

講演者・出演者のプロフィール
  • Paul H. Dietz 氏
    Technical Fellow at Tactual Labs Co./SIGGRAPH 2021 Emerging Technologies Chair

    Paul Dietz is a prolific inventor of technologies for interactive experiences. He is best known for his seminal work on multitouch that helped drive the adoption of this now ubiquitous interface. He has held senior research positions at Walt Disney Imagineering, Mitsubishi Electric Research Labs and Microsoft. Paul co-founded and led Misapplied Sciences which was formed to commercialize his breakthrough display technology that can simultaneous show different images to each viewer without the needed for glasses. For the last year, he has been a Technical Fellow at Tactual Labs where he has been leading efforts to commercialize his latest invention which is all about understanding and manipulating shape. Paul holds an SB from MIT, and MS and PhD degrees from Carnegie Mellon, all in Electrical Engineering. He is currently serving as Chair for SIGGRAPH 2021 Emerging Technologies.

  • 舘 暲 氏
    東京大学名誉教授

    東京大学名誉教授、工学博士。日本バーチャルリアリティ学会初代会長。専門はロボット学とバーチャルリアリティ学。1980年、世界で初めてテレイグジスタンスの概念を提唱、爾来その実現のための研究を行う。テレイグジスタンスのほかにも、盲導犬ロボット、再帰性投影技術、触原色、裸眼立体VRなどの独創的な研究で世界に知られる。IEEE Virtual Reality Career Award、通商産業大臣賞、文部科学大臣賞をはじめ各賞を受賞。
    1968年東京大学工学部計数工学科卒業、1973年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了・工学博士。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員科学者、東京大学先端科学技術研究センター教授、工学部計数工学科教授、大学院情報理工学系研究科教授などを経て、2009年、東京大学名誉教授。その後、慶應義塾大学教授・国際バーチャルリアリティ研究センター長などを務め、2015年からは、VRとテレイグジスタンスの研究を東京大学高齢社会総合研究機構舘研究室 にて推進している。
    計測自動制御学会第46期会長、NHK人間講座講師なども務める。また,1991年には、人工現実感とテレイグジスタンスに関する国際会議(ICAT)を、また、1993年には、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)を創始した。『バーチャルリアリティ入門』『ロボット入門 つくる哲学・つかう知恵』『バーチャルリアリティ学』『Telexistence』など、著書多数。

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