Google Project Glassや、Oculus Riftに代表される安価なHMD(head mounted display)の登場によって、HMDがプラットフォームとして注目を浴びています。
本セミナーでは、そうしたHMDの普及がコンテンツ産業にどのような影響を与えるかについて、ゲームのようなエンターテインメント産業だけなく、産業分野での活用や学術分野での研究までを含めて最新の動向と今後の展望を紹介します。
日時
10月26日(土)
14:35 開場 14:45 開演 15:50 終了
場所
センターステージ
出演者
  • 清川清
    大阪大学 准教授
    人工現実感、拡張現実感、三次元ユーザインタフェースなどを専門とし、特にHMDの設計や応用に関心を持つ。同分野の第一人者として関連する国際会議の大会長・プログラム委員長等を歴任。1994年大阪大学基礎工学部情報工学科三年次中途退学。1998年奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員、情報通信研究機構研究員、ワシントン大学客員研究員等を経て2002年大阪大学サイバーメディアセンター助教授、2007年同准教授。2002年Elsevier Computer & Graphics Best Paper Award、2002年情報化月間推進会議議長表彰、2006年日本バーチャルリアリティ学会貢献賞等受賞。日本バーチャルリアリティ学会理事。ヒューマンインタフェース学会評議員。共著に“Handbook of Visual Display Technologies”(Springer)等。
  • 矢部俊男
    森ビル株式会社 都市開発本部 計画統括部 メディア企画部 部長
    平成10年、森ビルに入社。現在、都市開発本部計画統括部 メディア企画部 部長。

    都市全体をリアルに表現する模型製作技術の開発及び、街づくりにおける模型やVR等のシュミレーションツール有効活用法の提案を行う。又、開発プロジェクトの紹介や街づくりを推進する為の情報発信施設・イベントの企画・プロデュースも手掛け、様々なアイデアを持って都市開発事業に携わる。

    平成15年『世界都市展』(六本木ヒルズオープニング企画展)企画、同展覧会内での上映作品『東京スキャナー』、『東京静脈』企画製作。
    平成22年度(~現在)文化庁委託「メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業」実施責任者
    平成24年度 文化庁委託「メディア芸術祭(海外展)」実施責任者
    平成24年度 経済産業省委託「クールジャパン事業」」プロデューサー
  • 藤井直敬
    理化学研究所脳科学総合研究センター適応知性研究チームチームリーダー
    1965年広島県生まれ。東北大学医学部卒業。同大医学部眼科学教室にて初期研修後、同大大学院に入学、博士号取得。1998年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)、McGovern Instituteにて研究員。2004年より理化学研究所脳科学総合研究センター象徴概念発達研究チーム副チームリーダー。2008年より同センター適応知性研究チーム・チームリーダー。主要研究テーマは、適応知性および社会的脳機能解明。主な著書に、『つながる脳』『ソーシャルブレインズ入門』『拡張する脳』など。
  • 近藤義仁
    株式会社エクシヴィ 代表取締役
    在学中にゲームプログラマとして上京。コンシューマー向けの「描画エンジン」「モーションエンジン」の開発に従事。
    現在は株式会社エクシヴィを設立し、アミューズメント向けの企画・開発及びツール開発を手がけている。
    クラウドファンディングKICKSTARTERにてVR向けHMD OculusRiftに出会う。自称OculusRiftエヴァンジェリスト。