シンポジウム・セミナー・ステージ

ニコニコ学会βは何を変えようとしているのか

日時
10月27日(土)11:15~12:50
場所
日本科学未来館 1F センターステージ

ニコニコ学会βは「ユーザー参加型の研究の場」です。ニコニコ学会βは、ニコニコ動画や初音ミクのようなユーザー参加型でみんなで研究を楽しむ場としての学会を作りあげることを目的として始まりました。2011年11月と2012年4月にシンポジウムを行い、それぞれ10万人規模の視聴者を集めています。2012年グッドデザイン賞では、新しい学会のデザインとして「グッドデザインベスト100」に選出されました。
かつてプロの研究者だけが触れるものだった研究ですが、ITの進展のおかげでいまやオンラインにたくさんの「野生の研究者(生まれながらの研究者)」がいます。そのような研究は既存の学会の枠組みには当てはまらないものが多いのですが、ニコニコ学会βでは、そうした研究も含めて「研究」や「学会」だと考えており、幅広い方々に発表の機会を与える場となっています。
今回は、ニコニコ学会βを推進してきた、江渡浩一郎氏、稲見昌彦氏、宮下芳明氏、高須正和氏の各委員が、順に研究10連発(計40連発)を発表します。その上で、ニコニコ学会βからみた今後のコンテンツ技術の新たな可能性を示します。
Webサイト:http://niconicogakkai.jp/

参考画像

江渡 浩一郎

メディアアーティスト/独立行政法人産業技術総合研究所研究員

1997年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。1996年、sensoriumプロジェクトにて「WebHopper」を発表。1997年にアルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞。2001年、日本科学未来館「インターネット物理モデル」の制作に参加。2005年、仮想生物の制作・共有環境「Modulobe」を発表。産総研で「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続ける傍ら、「ニコニコ学会β」の発起人/委員長も務める。おもな著書に『パターン、Wiki、XP~時を超えた創造の原則』(技術評論社)、『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社)。ホームページ:http://eto.com/lab/

稲見 昌彦

慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授

野生出身研究者。
自在化技術、人間のI/O拡張、エンタテインメント工学に興味を持つ。
大学入学時より学生サークル、東工大ロボット技術研究会に所属し、趣味でVRシステムを多数自作。現在まで光学迷彩、触覚拡張装置、吸飲感覚提示装置、動体視力増強装置など、人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。米「TIME」誌Coolest Inventionsなど受賞。

宮下 芳明

明治大学理工学部 准教授

明治大学准教授。2013年度より中野キャンパスの総合数理学部に新学科「先端メディアサイエンス学科」を立ち上げる.柔軟なシークバー「シークロープ」、不可能立体の3DCG描画手法,超好意的解釈を特徴としたプログラム言語HMMMMLなどを発表。

高須 正和

チームラボ株式会社 カタリストDiv

ウルトラテクノロジスト集団チームラボ カタリストDiv所属。 エンターテイメントコンピューティング研究会(SIGEC)登録会員 趣味ものづくりサークル「チームラボMAKE部」の発起人。未来を感じるものが好きで、MAKE、ニコニコ技術部、ネットレーベル、webテクノロジー、学会等の様々なテクノロジー/サイエンス系イベントに出没します。無駄に元気です。