ステージ

-空も陸も自由自在!球形飛行体(10月20日~22日)

日時
10月20日(木)15:20~15:50(開場:15:10)
場所
日本科学未来館 1F センターステージ

本プログラムは期間中毎日開催いたします。
第1回 10月20日(木)15:20~15:50
第2回 10月21日(金)14:20~14:50
第3回 10月22日(土)16:20~16:50

防衛省技術研究本部において開発された世界初の球形飛行体について、開発者がデモを交えながらその概要を紹介します。
球形飛行体とは、空中と地上における姿勢制御に共通性を持ち、外形が球である飛行機のことです。その特徴を生かすと、従来の飛行機では不可能であったあらゆる姿勢での着陸、地上の回転移動、自力での再離陸、障害物近傍での飛行及び接触等が可能になります。
このような全く新しいコンセプトの飛行機を実現するために、低コストかつ短期間で機体を製作し、実証手法を用いて球形飛行体に関わる原理検証を行いました。
講演では「球のアイディア」に至るまでの経緯や原理検証時に苦労したことについても紹介します。講演を通じて、人間の生活空間に共存できる新しい飛行機の可能性について感じていただければと思います。

参考画像

佐藤 文幸

防衛省技術研究本部 先進技術推進センター 防衛技官

2002年より防衛庁技術研究本部第3研究所勤務。
以来、防衛省における無人機を含む各種航空機の研究開発及び飛行試験に従事。
現在、先進技術推進センター ロボットシステム技術推進室に所属。