シンポジウム/セミナー

記念講演/特別講演

ASIAGRAPH
  • 10月22日(木)11:00~12:00
  • 日本科学未来館 みらいCANホール
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『匠賞 贈賞式/環境と文化の方程式』

デザイン分野でのコンピューター応用の草分けの一人でありながら、世界初のコンピューター・アニメーションを制作。現在は東大名誉教授、元総務省審議官、そしてケープホナーと様々な経歴・肩書きを持つ知の巨人・月尾 嘉男氏が、女優の蜷川 有紀さんと共に、これからの地球と環境、縮小化しつつある現代の地球社会の行方について、幾多の危機を乗り越えて文明や芸術を維持してきた、先端技術にかける人間の知恵と、これからの社会において環境芸術の果たすべき役割を説いていただきます。

【出演者】

月尾 嘉男

東京大学名誉教授、工学博士、地域経済総合研究所評議員

1942年愛知県生まれ。1965年東京大学工学部卒業。1971年東京大学工学系大学院博士課程修了。1978年工学博士。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授などをへて、2002-03年総務省総務審議官。2003年より東京大学名誉教授。2003年2月ケープホナーとなる。専門はメディア政策。著書は『IT革命のカラクリ』『縮小文明の展望』など。趣味はカヤック、クロスカントリースキー、登山。

蜷川 有紀

女優、アーティスト

1978年、つかこうへい構成・演出『サロメ』にて、三千人の応募者の中から選ばれ女優としてデビュー。 1981年、映画『狂った果実』でヨコハマ映画祭新人賞を受賞。以降、数多くの映画、TV、舞台で活躍。演じるだけでなく表現の枠を超えて1999年、自ら企画・出演したX'mas 朗読会『失いしものへの祈り』はインターネット・ライブとして同時中継し、好評を博す。2004年には、鈴木清順原案の短編映画『バラメラ
バ』を監督・脚本・主演。2008年,東急 Bunkamura Galleryにて絵画作品展『薔薇めくとき』を開催。岩絵の具で描き上げた魅惑的な作品が女性たちの圧倒的な支持を得る。同年度「情報文化学会賞・芸術大賞」受賞。また、日本文化デザインフォーラム幹事、(財)全国税理士共栄会文化財団評議員、芸術活動分野選考委員として多くの文化活動にも貢献している。

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  • 10月24日(土)13:30~14:30
  • 日本科学未来館 みらいCANホール
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『創賞 贈賞式/宮本 茂の仕事史』

東京大学大学院情報学環教授河口洋一郎氏が聞き手となり、ビデオゲームを日本から世界中に発信し続ける任天堂の宮本 茂氏に、約30年に亘るゲーム制作の歩みを振り返りながら、その根底にあるものづくりの原点を探る。

【出演者】

宮本 茂

任天堂株式会社 専務取締役情報開発本部長

1952年、京都府生まれ。ゲームデザイナー。『ドンキーコング』『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』など多くのヒット作を手がけた。ゲーム機の設計などにも関わっている。

【作品紹介】
ゲームデザインプロデュース:
「ドンキーコング」シリーズ
「スーパーマリオ」シリーズ
「ゼルダの伝説」シリーズ
「F-ZERO」シリーズ
「nintendogs」(ニンテンドーDS)
「Wii Sports」(Wii)
「Wii Fit」(Wii)
「Wii Music」(Wii)
他多数
プロデュース: 「MOTHER」<糸井重里氏と共同プロデュース>
「星のカービィ」
「ポケットモンスター赤・緑」
他多数

河口 洋一郎

東京大学大学院 教授、アーティスト

1952年、鹿児島県種子島生まれ。CGアーティスト、東京大学大学院情報学環教授。
1975年からコンピュータ・グラフィックスの制作に着手 し、 1982年の国際学会SIGGRAPHにて『Growth Model:グロースモデル』を発表し、世界中から脚光を浴びる。国際大会でもグランプリを数多く受賞し、第100回ベネチアビエンナーレ日本代表芸術家 に選ばれるなど、国際的な舞台で活躍している。

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  • 10月22日(木)15:40~16:55
  • 日本科学未来館 センターステージ

『ファッションと音楽と映像のビッグバン』

まだ記憶にも新しい、東京ドームで開催された日本元気プロジェクト「太陽の船」や、数々のプロジェクトで異色なコラボレーションを行ってきた山本寛斎氏と 河口洋一郎氏、さらに「マリア・カラス国際声楽コンクール」(RAI主催)において、イタリア人以外で史上初の優勝という快挙を成し遂げた国際的に活躍す るオペラ歌手 中丸 三千繪さんを迎えて、「ファッション」と「音楽」、「映像」の融合=ビッグバンを引き起こす、実験的プロジェクトを行います。
科学反応による予測不可能なトークにご期待ください。

【出演者】

山本 寛斎

デザイナー/プロデューサー

1944年生まれ。1974年から92年まで、パリ・コレクション、ニューヨーク・コレクションに参加。近年は、ファッション・デザイナーの枠を超 えプロデューサーとして、93年モスクワ、95年ベトナム、97年インドにてスーパー・イベントを開催。日本国内では、00年岐阜、01年山口きらら博、 最近では04年7月、日本武道館にて「アボルダージュ」、05年「愛・地球博」の開幕イベントを手がけた。これらのショーは累計100万人以上を動員し、 熱狂的な支持を集めている。近年では、07年1月13・14日、東京ドームにおいて「KANSAI SUPER SHOW 太陽の船」の監督・総指揮を務 め42,000人を動員、前代未聞の大イベントとして大喝采を浴びる。08年7月、サラゴサ国際博覧会ジャパンウィークメインイベント「いのちの祝祭」を 実施。09年1月10日から4月26日まで、昨年江戸東京博物館にて開催し好評を得た「熱き心展~寛斎元気主義~」を徳島の大塚国際美術館にて開催。5月 23日にインドネシア・バリ島にて「FESTIVAL OF LIFE~いのちの祭り~」を開催。9月11日には明治神宮外苑の聖徳記念館にて、イベント「勝つぞっ」を開催し、2016年オリンピック・パラリンピッ クの東京招致を応援する。

北海道洞爺湖サミットにおける会場及び社交行事の総合プロデューサー、東京芸術文化評議会評議員、東京オリンピック・パラリンピック招致委員会顧問等、幅広いジャンルで活躍中。

中丸 三千繪

オペラ歌手 日伊文化交流委員会組織委員、桐朋学園大学特任教授

桐朋学園大学声楽科卒業。同大学研究科修了。在学中より
N.Y.ザルツブルグに留学。‘86年、小澤征爾指揮、
R.シュトラウス『エレクトラ』でデビュー。
’88年ルチアーノ・パヴァロッティ・コンクール優勝。
マリア・カニリア・コンクール優勝、フランチェスコ・
パオロ・ネリア・コンクール優勝。
‘89年『愛の妙薬』でルチアーノ・パヴァロッティと
共演し、アメリカ・デビュー。
´90年RAI主催マリア・カラス国際声楽コンクールに優勝。
ミラノ・スカラ座でのムーティ、プラシド・ドミンゴ、
ホセ・クーラ、ロリン・マゼール、ケント・ナガノ等と共演。
‘94年には、ベルサイユ宮殿で、故ダイアナ妃臨席の下、出演。
95年、MODA、Made in Italy賞を受賞。
98年より、小児ガンを支援し、天皇皇后両陛下ご臨席の
コンサートを行った。
メジャーリーグ開幕戦開会式、サンフランシスコ講和条件
締結50周年記念式典(於ワシントン)、
サッカー国際試合などの国際的イベントにおいて日米両国国歌を斉唱。
2006年 “イタリア連帯の星勲章” コメンダトーレ章が
イタリア大統領より授与。

河口 洋一郎

東京大学大学院 教授、アーティスト

1952年、鹿児島県種子島生まれ。CGアーティスト、東京大学大学院情報学環教授。
1975年からコンピュータ・グラフィックスの制作に着手 し、 1982年の国際学会SIGGRAPHにて『Growth Model:グロースモデル』を発表し、世界中から脚光を浴びる。国際大会でもグランプリを数多く受賞し、第100回ベネチアビエンナーレ日本代表芸術家 に選ばれるなど、国際的な舞台で活躍している。

ビジネスプラットフォームシンポジウム
  • 10月23日13:30~14:30
  • 日本科学未来館:みらいCANホール

『ビジネスプラットフォームシンポジウム
~新たなコンテンツビジネスを産み出すプラットフォームのゆくえ~』

「技術戦略マップ2009~コンテンツ分野(http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/kenkyu_kaihatu/str-top.html)」では、コンテンツの産業化と普及には、土台となるビジネス・プラットフォームの形成が不可欠であり、これにより製品、サービスが再生産され、経済成長を促すことができるとされています。

本シンポジウムでは、今後どのようなビジネス・プラットフォームが形成されてゆくか、それによりどのようなビジネスが産み出されるかについて、具体的な事例を交えながら議論していただきます。 

【出演者】

川上量生

株式会社ドワンゴ会長

1968年 昭和43年9月6日 大阪府生まれ
1991年 平成3年 3月    京都大学工学部卒業
1991年 平成3年 4月    株式会社ソフトウェアジャパン入社
1997年 平成9年 8月    株式会社ドワンゴ設立 代表取締役社長就任
2000年 平成12年9月    同社 代表取締役会長就任(現職)
2006年 平成18年6月    エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社取締役就任(現職)
2006年 平成18年11月   株式会社ニワンゴ取締役就任

津田大介

ITジャーナリスト

1973年生まれ。東京都出身。コンテンツビジネス周辺や著作権
IT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに
新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆。
2006年より文部科学省文化審議会著作権分科会
私的録音録画小委員会専門委員。
2007年より文部科学省文化審議会著作権分科会過去の
著作物等の保護と利用に関する小委員会専門委員。
主な著書に『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社)、
『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社)
『CONTENT'S FUTURE』(翔泳社)など。

植田修平

株式会社ゲームポット 代表取締役社長

1971年生まれ。早稲田大学 商学部卒業。
大学卒業後、イマジニア株式会社に入社。
コンシューマ・PCゲームの営業・マーケティングでキャリアを積む。
2000年に株式会社コミュニケーションオンライン
(現・株式会社アエリア)に転職し、新規事業の
ゲームポット立ち上げに携わる。
2001年5月に株式会社ゲームポットを設立し
2003年3月代表取締役社長に就任後
2005年12月に設立わずか4年で札幌証券取引所アンビシャス
に上場を果たす。
2007年6月日本オンラインゲーム協会会長に就任。
2008年9月にソネットエンタテインメント株式会社の
完全子会社となり、事業を急成長させ、現在に至る。

信谷和重

経済産業省商務情報政策局 文化情報関連産業課長

平成2年 通商産業省(現経済産業省)入省
平成7年 カーネギーメロン大学院留学
平成9年 大蔵省主計局法規課課長補佐
平成11年 通商産業省機械情報産業局電気機器課 課長補佐
平成14年 経済産業省中小企業庁金融課課長補佐
平成16年 経済産業省中小企業庁長官官房政策企画官
平成17年 経済産業省大臣官房会計課政策企画委員
平成18年 ジェトロロンドンセンター産業調査員
平成21年7月より現職

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