コンテンツにアートは不可欠な要素であり、アートはコンテンツそのものでもあります。不即不離のアートとコンテンツの関係と将来展望について、創造、学術、ビジネス等様々な観点から、各界の有識者が語り尽くします。

タイトル
TC-152ASIGGRAPHセミナー アートとコンテンツの可能性
日時
11月15日(木)
会場
国際会議場 201 A 会議室
時刻
13:00 - 14:30
事前登録
有 (登録はDCEXPOと同時開催の Inter BEEのWebサイト からお願いします)
出演者
  • Courtney Starrett 氏
    Emerging Technologies Chair, SIGGRAPH 2019
    Assistant Professor of Seton Hall University, Co-owner of Plural Studios

    現在、米国ニュージャージー州Seton Hall 大学Fine and Digital Art科助教授。Plural Studios共同オーナー。これまで、ウィンスロップ大学の准教授、ニューヨーク州立大(New Paltz)講師、ケンドール芸術デザイン大学助教授を歴任。研究と論文を国際的に発表している。その作品はこれまで、英米ドイツで展示されていて、オレゴン州ポートランドの現代美術館及びノースカロライナ州シャーロットのミント博物館アップタウンではパーマネントコレクションとして所蔵されている。雑誌・書籍ではMetalsmith Magazine、How Design Magazine、Taiwan Craft Magazine、Art Jewelry Magazine、Cast:Art and Objects、Lark Books 500シリーズの2つに掲載され、さらに、2008年8月のMetalsmith MagazineのExhibition in Printでは、その表紙に掲載された。
  • 河口 洋一郎氏
    東京大学名誉教授/アーティスト

    種子島生まれ。1992年より筑波大学芸術学系助教授。1998年より東京大学大学院工学系研究科教授。2000年より東京大学大学院情報学環教授。2018年より東京大学名誉教授。また霧島アートの森館長、DCAJ会長を務める。
    1975年からCGに着手し、自己組織化する「グロース・モデル」で独自のアート/サイエンスの世界を確立。世界的CGアーティストとして活躍中。2000年頃より「ジェモーション」による未来的な伝統芸能の舞台空間のパフォーミング・アーツ、進化生命体からの独創的な海宇宙型のロボティック造形や大型立体造形のモニュメントを制作する。1995年第100回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家に選ばれる。2010年ACM SIGGRAPHにてシーグラフ・アーティストアワード「ディスティングイッシュト・アーティスト・アワード」を世界で3人目に受賞。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年、紫綬褒章受章。2017年MOCA台北(現代芸術館)個展、2018年CDAアンギャンレバンの美術館個展で大成功を博した。2018年フランスのPrix Bains Numériques にて栄誉ある
    Prix D’Honneur賞を受賞。さらに、ACM SIGGRAPH Academy(殿堂入り)に選ばれる。
  • 稲垣 匡人氏
    株式会社デイジー 代表取締役

    東京造形大学にて彫刻を専攻。
    在学中に日本におけるメディアアートの草分け的なプロジェクトに関わる機会があり、テクノロジーを使ったアートに可能性を見いだす。
    大学卒業後、大手企業等で 3DCGやビデオゲームの制作に携わった後、2004年「daisy*」を設立。
    デジタルコンテンツ等の受注制作に関わる傍ら、現実と非現実の境界線や潜在意識に訴えかけるデジタルテクノロジーにおける表現を主なテーマにリアルタイムグラフィックスなどを用いたインタラクティブ作品をチームで制作、2014年からは日本だけでなく欧米の様々な展示会、美術館でも発表を行う。
    2017年の軽井沢ニューアートミュージアムにて展示。NHK日曜美術館アートシーンで日本でのAIを使った作品事例として紹介される。
  • 市原 健介
    一般財団法人デジタルコンテンツ協会 専務理事
    1986年東京工業大学(院)電気・電子工学専攻修士課程修了。同年通商産業省入省以来、経済産業省、防衛庁、内閣府等の各部局を歴任。2007年沖縄総合事務局経済産業部長、2009年日本貿易振興機構産業技術部長/機械・環境産業部長、2012年国立大学法人東京工業大学教授。2014年6月現職に就任。専門は、産業政策、イノベーション論、組織マネジメント。