JST ACCEL身体性メディアプロジェクト「触原色に立脚した身体性メディア技術の基盤構築と応用展開」(研究代表者:舘暲 東京大学名誉教授)では、触原色原理に基づき小型・一体型の触覚伝送モジュールを開発し産業界や一般のユーザーに広く提供することで、触覚を有する身体的経験の記録・伝送・再生に基づく製品やサービスの早期創出を推進しています。本シンポジウムでは、XPRIZE財団が次期の人類の挑戦テーマとして選定したテレイグジスタンス社会実現を目指すAVATAR XPRIZEと、正にその最終段階にさしかかったロボットによる月面探査を低コストで実現するLUNAR XPRIZEに焦点をあてます。
それらの挑戦により社会がどのように変わるか、また日本としてどのように参加したのか、またこれから参加してゆくのかを議論します。
https://www.youtube.com/user/tachilab

日時
10月29日(日)
開場時間12:50 開演時間13:00 終了時間13:45
場所
1階 センターステージ
出演者
  • 舘 暲
    東京大学 高齢社会総合研究機構・東京大学 名誉教授
    1968年東京大学工学部計数工学科卒。1973年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。機械技術研究所主任研究官、遠隔制御課長、MIT客員研究員、東京大学先端研教授、東京大学工学部計数工学科教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授などを経て現職。盲導犬ロボットやテレイグジスタンスの概念を提唱し、その工学的実現可能性を実証した。日本バーチャルリアリティ学会初代会長。DCEXPO推進委員長。JST ACCEL「身体性メディアプロジェクト」研究代表者。
  • 袴田 武史
    株式会社ispace 代表取締役、HAKUTO代表
    米ジョージア工科大学大学院で修士号(Aerospace Engineering)を取得後、コンサルティング会社を経て、株式会社ispaceを創業。人類が宇宙で生活圏を築ける世界を実現するために、宇宙ロボット技術を活用し民間宇宙事業を推進中。2010年から民間月面ロボット探査レース『Google Lunar XPRIZE』に日本唯一のチーム『HAKUTO』を率い参戦中。2015年1月、中間賞を獲得。