技術内容

ドーム映像は、テレビや映画の様な平面映像ではありません。通常撮影時に使用されるレンズは、ほぼ100%、この平面映像用に設計されたレンズですので、ドーム映像を撮影する場合は、撮影レンズ自体を特別に開発したりしなければなりません。又、カメラも、ドーム映像に特化した物はありませんので、ドーム映像を撮影する為には、様々な技術的な要件を解決しなければなりません。今回、ドーム映像の研究を先駆的に行われてきた様々な組織・団体の協力を得て、今までドーム映像では見る事ができなかったジャンルのコンテンツを上映する事で、ドーム映像の可能性を探ります。

 展示内容

高精細な360度のパノラマ映像をプラネタリウムの様な半球型のスクリーンに投影する全天周ドームシアターでは、実際にその空間にいるかの様な没入感を得ることができます。今回、ドーム映像の研究を先駆的に行なってきた和歌山大学の協力を得て、今まで、一般のプラネタリウムでは見る事のできなかったスポーツや伝統芸能といったジャンルのコンテンツを御覧頂き、ドーム映像の新しい可能性を提案致します。