展示

『Gemotional Bio-Machines』

東京大学大学院情報学環 河口研究室

魚やクラゲなどの海洋生命体から発想し、深海/宇宙での自律探査ロボットを想定した、これまでに見たこともないようなユニークな大型立体造形物と観客の動きにリアルタイムに反応する高精細CG映像で構成するインスタレーション展示を行います。また、1982年に米国SIGGRAPH国際大会で発表した『Growth Model:グロースモデル』により生成されたCGを基に制作された、高さ5m超の大型バルーンや4K解像度で復元を試みたCGアニメーションの日本初展示を行います。

『デジタル展示ケース』

東京大学 廣瀬・谷川研究室

デジタル展示ケースは、展示物のもつ背景情報を直観的に伝達可能な博物館展示システムである。今回は土偶を例にとり、パネル型システムによって土偶の出土位置分布を伝えるとともに、連動する展示ケースシステムによって選択された土偶を詳細に鑑賞することを可能にする。

『目と鼻の先 -急行能登ラストラン-』

東京大学 廣瀬・谷川研究室

全天周の映像コンテンツと三次元的な音響効果を利用し、双眼鏡を覗きこむだけで実際に別世界にいるかのように感じることができる。今回は2010年3月で定期運転終了を迎えた急行能登のラストランの様子を体験できる。

『MetaCookie+』

東京大学 廣瀬・谷川研究室

「MetaCookie+」は、プレーンなクッキーの見た目と匂いを変化させることで, 食べた際の味をさまざまに変化させることが出来るシステムです。画像処理技術 によってクッキーの位置と状態(欠け・隠れ・割れなど)を認識し、HMDと嗅覚 ディスプレイを用いることで、クッキーの位置と状態に合わせた視覚と嗅覚の情報を重ねて提示します。

『サーモパラドックス』

首都大学東京

"Thermo Paradox" は温度感覚をインタラクティブに表示できる冷温感覚小型ディスプレイを使用した今までにない楽しい触れるディスプレイです。80ピクセルの冷温画素数と9インチ小型ディスプレイの成功によって、これまでできなかった温度による文字情報伝達や表現が可能となりました。画像に合わせた冷温のインタラクションがある画像や温度感覚の錯覚を利用した不思議な感覚を楽しめます。色々な人が共有可能なディスプレイを提案しています。

『五感メディアによる超日常空間』

首都大学東京

日常では体験できない空間を,五感メディアによって合成してお見せいたします.五感メディアは,3次元映像はもとより,立体音響,体感チェア,触覚力覚デバイス,嗅覚デバイス,風生成システムなどから構成されます.さまざまな感覚情報による刺激的空間をお楽しみ下さい.

『フードログ』

東京大学 相澤・山崎研究室、foo.log株式会社

日々の食事を、画像だけで記録・管理するWebサービス―FoodLog―のデモ体験である。参加者は、その場で食事の写真を撮って、FoodLogへアップロードする。すると、FoodLog上で画像処理された結果がリアルタイムで閲覧できる。

『CGアートギャラリー』

ASIAGRAPHでは、優秀なCG作家と作品が国を越えて交流することで、新たな創造と産業がアジアから生まれることを願い、優れた作品の発表展示の場として「CGアートギャラリー」を開催して来ました。今年度も、日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア他から約50名の招待作家を迎え、多様な作品群を展示する予定です。
●CGアートギャラリー
http://www.asiagraph.jp/

『CGアートギャラリー公募展示部門』

ASIAGRAPH CGアートギャラリーでは、広くアジア地域から、作品公募を行うことで、より自由な表現を受け入れる作品展示を目指して来ました。年々増加するアジア各国からの応募作品審査に対応するため、今年度は新たな審査委員として、国際的に活躍するCGクリエーターのStanley Lau(シンガポール)とVOFAN(台湾)の協力を仰ぎ、入選作品を決定いたしました。

『シカン仮面の空間型AR展示』

慶應義塾大学

本出展では空間型AR(拡張現実感)技術を用いた展示技術として、シカン文化の出土物の一つである黄金仮面の展示への適用例を示す。発掘当時の様子を示すCG映像、展示物と説明用CG映像との融合表現、従来型の出土物の展示等のいろいろな表現方法をAR技術を用いて実現する。

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